| 道南の温泉・鉱泉 |
この地域における温泉の特色 |
| 道南にゆう出する温泉の特色 道南地域の温泉は、火山活動などによる地温勾配の高い地域で古くから利用されてきたものと 近年技術の向上に伴う大深度掘削によるものに大別できる。この中には石油の開発に伴うものも あり、油臭とつるつるした浴感が特徴である。 函館市内にゆう出する温泉は、歴史のある観光地化された湯の川温泉に代表されるが、このほ かにも近年多くの温泉が開発されており、一部を除いて公衆浴場に利用されているものが大半で ある。湯の川温泉は、土類を含有する無色透明の塩化物泉であるが、市民の憩いの場として代表 される谷地頭温泉をはじめとする近年開発された温泉は、鉄分を含有する塩化物泉が多い｡ これ らの鉄分は,療養泉規定の20mg/kgに満たないものの、浴槽内の湯はゆう出からある程度時間が経 過しているために重炭酸第一鉄の沈殿を生じて茶錆色を呈している。このほか、周辺の郊外には 硫化水素を含有する温泉や無色透明のアルカリ性単純温泉なども見られる。 長万部温泉は、石油の開発とともにゆう出したもので、油臭とつるつるした浴感が特徴の塩化 物泉で、温泉街の数件ある旅館に分湯利用している。 |
道南(渡島･檜山)の温泉･鉱泉 |
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| 地 域 | 温泉の区域 | 温泉地名 (一般に利用できないものを含む｡) |
| 渡 島 | 松前町の温泉･鉱泉 | 松前温泉、矢野温泉 |
| 福島町の温泉･鉱泉 | 吉岡温泉 | |
| 知内町の温泉･鉱泉 | 知内温泉、こもれび温泉 | |
| 木古内町の温泉･鉱泉 | 木古内温泉 | |
| 北斗市(旧:上磯町)の温泉･鉱泉 | 七重浜温泉、ななゆの里温泉 | |
| 北斗市(旧:大野町)の温泉･鉱泉 | 東前温泉、せせらぎ温泉 | |
| 七飯町の温泉･鉱泉 | 中野(アップル)温泉、仁山高原温泉、流山温泉 | |
| 函館市の温泉･鉱泉 | 函館温泉、富岡温泉、谷地頭温泉、湯の川温泉 | |
| 函館市(旧:戸井町)の温泉･鉱泉 | 戸井温泉 | |
| 函館市(旧:恵山町)の温泉･鉱泉 | 恵山温泉 | |
| 函館市(旧:椴法華村)の温泉･鉱泉 | 水無温泉、恵山岬温泉 | |
| 函館市(旧:南茅部町)の温泉･鉱泉 | 大船上の湯、大船下の湯、川汲温泉 | |
| 鹿部町の温泉･鉱泉 | 鹿部温泉 | |
| 森町(旧:砂原町)の温泉･鉱泉 | 内浦荘温泉 | |
| 森町の温泉･鉱泉 | 濁川温泉、ワールド牧場温泉、駒ヶ峯温泉 | |
| 八雲町の温泉･鉱泉 | 八雲(鉛川)温泉、浜松温泉、上の湯(銀婚湯) | |
| 長万部町の温泉･鉱泉 | 長万部温泉、二股らじうむ温泉 | |
| 檜 山 | 上ノ国町の温泉･鉱泉 | 湯ノ岱温泉、花沢温泉 |
| 江差町の温泉･鉱泉 | 江差温泉、五厘沢温泉、緑丘温泉 | |
| 厚沢部町の温泉･鉱泉 | 俄虫温泉、うずら温泉、厚沢部館温泉 | |
| 乙部町の温泉･鉱泉 | 乙部館浦温泉、乙部鳥山温泉 | |
| 八雲町(旧:熊石町)の温泉･鉱泉 | 平田内温泉、見市温泉 | |
| せたな町(旧:大成町)の温泉･鉱泉 | 貝取間温泉、臼別温泉 | |
| 今金町の温泉･鉱泉 | 今金温泉、美利河温泉、奧美利河温泉 | |
| せたな町(旧:北檜山町)の温泉･鉱泉 | ねとい温泉、北檜山温泉 | |
| せたな町(旧:瀬棚町)の温泉･鉱泉 | 瀬棚温泉 | |
| 奥尻町の温泉･鉱泉 | 神威脇温泉 | |