県境の矢立峠の手前、湯ノ沢に沿って３軒の宿を総称して｢湯ノ沢温泉｣といい、そ

の３軒のうち最も手前にある温泉。もとは｢白龍館｣と呼ばれた旅館で、日帰り入浴の

利用も広く受けている。浴室は一般の浴室と２つの家族湯(入浴料のほか別途1,000円

/1h)からなり、男女別浴室は内湯のみで、家族湯とともに白濁を帯びた苦辛いマグネ

シウムとマンガンを多く含む塩化物泉をかけ流しで利用している。ひば造りの浴室の

床は温泉に含まれる炭酸カルシウムによるスケールのため、｢千枚田｣状態になってお

り、床に直接座ると痛いぐらいである。温泉分析表は浴室の入口に掲げられており、

｢マグネシウム 2,700mg｣,｢マンガン135.0mg｣の値は国内でも滅多に見られないもので

ある。

泉質

pH：7.4、成分等総計：21.648g (白龍出羽の湯温泉)　温泉分析書

交通

行き、終点下車徒歩６０分。

所在地

営業時間

入浴料