歌越から東へ約６ｋｍほど進んだところにある温泉。宿泊施設のとしての機能を有

しているが、古くから主として地域住民による日帰り利用が多く専ら公衆浴場として

の存在になっている。旭地区は古くから地表に天然ガスの兆候が見られ、昭和３９年

から昭和５０年にかけて遠別町と道によって本格的なガス井の開発が行われた。ガス

とともに塩分の濃いいわゆる｢油田かん水｣もゆう出することから、このガスと温泉を

活用した日帰り施設が昭和５０年７月に設けられ、昭和５２年１１月には宿泊施設も

併設された。平成１７年４月には建物の改装と同時に指定管理者制度が導入され、運

営会社もそれまでの第３セクター｢遠別町観光公社｣から民間の｢東洋実業｣となり現在

に至っている。建物内は客室のほか休憩室や食堂を併設し、貸切風呂(1,000円/1h)及

び和風と洋風の造りが異なる２つの一般浴室からなる。浴室はどちらもサウナを併設

する内湯と露天風呂からなり、和風の内湯２つと洋風の内湯及び露天風呂に敷地周辺

の地下２６１ｍ〜３７１ｍから自噴する橙錆色鉄沈混濁油臭を伴う｢旭の湯｣を、洋風

の内湯(卵形の浴槽)と和風の露天風呂に富士見地区にゆう出する淡茶褐色澄明無味の

｢富士見の湯｣を加熱利用している。浴室は奇数日が和風−男性、洋風−女性で、偶数

日はその逆で交互に運用されている。

泉質

　pH：7.5、成分等総計：17.23g

�Aナトリウム−炭酸水素塩･塩化物冷鉱泉、17.2℃(H18.04.21分析)(ホ環化)

　pH：8.0、成分等総計：3.58g

交通

』下車徒歩８０分。

所在地

営業時間

入浴料