鋼管通りの｢臨港中学校｣すぐ近くにある銭湯「朝日湯」を建て替え、令和３年３月

１２日グランドオープンした温泉公衆浴場。平成２９年に川崎区内初となる大深度掘

削による温泉を開発、公衆浴場組合を離脱し、銭湯（一般公衆浴場）から温泉公衆浴

場（その他の公衆浴場）へ鞍替えした。年々物価統制令で縛られる項目は減り、現在

は公衆浴場（銭湯）料金だけになっている。建物内は食事処･休憩処･浴室などからな

り、男女別の浴室はオートロウリュを備えたサウナと水深１５０ｃｍの水風呂を併設

する内湯のみで、露天風呂は設けられていない。敷地内の地下１２０４ｍからゆう出

する淡黄色混濁強塩味を有する強食塩泉を加熱循環利用している。ぬる湯の浴槽は約

１５分間隔で非加熱源泉が注入され、こちらはヨウ素臭を伴う。川崎市南部、特に川

崎区は公衆浴場組合の力が強く、現在までスーパー銭湯が参入する余地がなかったが

今回朝日湯が組合を離脱してようやくオープンに漕ぎ着けたのは、おそらく高めに設

定された入浴料でようやくまとまったのものと推定される。

泉質

pH：7.44、成分等総計：25.802g (川崎40号)　温泉分析書

交通

行き『臨港中学校前』下車徒歩３分。

所在地

営業時間

入浴料

いずれも５時間まで。以降１時間ごと330円(土日祝日は440円)を加算。