大楠芦名口から阿部倉へ向かう途中の沢沿いに自然ゆう出する温泉。一時期は岩を

くりぬいた浴槽を設けてプロパンにより加熱して利用されたが、現在は経年によって

その浴槽も埋没してしまった。温泉はこの地域によく見られるアルカリ性で無色透明

の硫化水素臭と白い析出物を伴う冷鉱泉で、ゆう出量も極めて少なく営業目的の利用

に向かないため、未利用となっている。

泉質

pH：9.8、成分等総計：0.589g　温泉分析書

交通

横須賀市民病院]、逗６[長井]、逗８[横須賀駅] 行き『大楠芦名口』下車。

所在地