旅館｢光鶴園｣と同経営の｢温泉会館｣廃業に伴い、鶴巻温泉地域の活性維持のため、

秦野市が同地に設けた美術館併設の公衆浴場。源泉も｢光鶴園｣が所有していた秦野１

号泉をそのまま引き継いでおり、平成２２年に駅前北口広場で掘削開発した新源泉も

平成２３年１１月１日から建物もリニューアルのうえ利用を開始した。建物は前述の

とおり美術館と隣接する建物の浴室及び休憩室などの付帯設備からなり、浴室は浴槽

に檜を用いた｢里湯｣と御影石を用いた｢山湯｣の２つがあり、偶数日は｢山湯｣が男性、

｢里湯｣が女性で、奇数日はその逆とし日替わり交互で運用している。どちらも内湯と

露天風呂があり、内湯と貸切風呂に駅前北口広場の地下１０１０ｍからゆう出する新

源泉を、露天風呂に少し離れた場所の地下５０ｍからゆう出する従来の源泉を加熱利

用しており、ともに無色透明で含有するカルシウムに伴う苦みを有する。浴槽は温泉

だけで真湯の浴槽はない。２階には大広間と貸し切りの個室休憩室も併設し、市内外

問わず利用客は多い。平日に限り、市内在住･在勤･在学者は入浴料が安くなる。

泉質

　pH：7.5、成分等総計6.104g (秦野1号)　温泉分析書

�Aカルシウム･ナトリウム−塩化物温泉、38.8℃(H22.12.20分析)(神温研)

　pH：8.7、成分等総計12.081g (秦野24号)　温泉分析書

交通

所在地

営業時間

入浴料

1,000円、中学生以下500円。