昭和４１年当時としては珍しい宴会場付の銭湯としてオープンした｢葛野小学校｣の

近く､戸塚区と泉区の境にある温泉銭湯。平成９年の春には装い新たに｢湯あそびひろ

ば葛の湯｣としてリニューアルオープンした｡敷地内に駐車場を備えたフロント形式の

浴場で、銭湯料金で利用できる普通の浴室とさらに上乗せ料金で利用できるロイヤル

コーナーの浴室があり、温泉はこのロイヤルコーナーにのみ利用しているため温泉を

目的とする場合には注意が必要である。建物は浴室と軽食コーナーからなり、浴室は

洋風の｢アフロスの泉｣と和風の｢美都波の泉｣の２種類があり、これを日々男女交互に

運用する。浴槽の種類は洋風と和風の浴室でそれぞれ異なるが、真湯のジェット噴流

と薬湯露天風呂などがあり、サウナも入浴料のみで利用できる。ロイヤルコーナーへ

は鍵により入る構造で、一般浴室から階段を下りたところに庭園風呂があり、ここに

敷地内の地下９５ｍからゆう出する淡薄茶色を帯びたヌルヌル感を伴う冷鉱泉を加熱

利用しているほか、天然冷泉風呂は非加熱の源泉をそのまま利用している。朝の10時

から利用できることに加えロビーに軽食コーナーを設けるなど、集客力が大きい要素

を備える。

泉質

pH：7.35、成分等総計：0.491g (横浜74号)　温泉分析書

交通

所在地

営業時間

入浴料

ロイヤルコーナー利用の場合(入館時に決心)は大人630円、中人300円、小人100円。