ＪＲ相模線｢宮山｣駅のすぐそばにある温泉公衆浴場。もともとは｢寒川宮山温泉｣と

して平成１１年に温泉の掘削申請をし、当初は熱海伊豆方面の温泉を輸送して営業を

してきたが、結局申請の大深度掘削には至らず、運営会社も平成１６年にそれまでの

｢利原企画｣から｢スーパー温泉サムカワ｣に切り替わり敷地内の水井戸を利用し現在に

至っている。計画上は敷地内の温泉を利用する予定であったが、公的な温泉でないの

に屋号に温泉を用いていることに関して保健所からの指導もあり、｢寒川乃お湯屋｣と

して再オープンした。施設は浴室のほかマッサージ処、髪剪処及び食事処からなり、

男女別の浴室はサウナと水風呂を併設する内湯と露天風呂からなる。内湯は１つだけ

で露天風呂は太白の湯、竹炭風呂、滝湯及び水風呂がある。全ての浴槽に敷地内から

ゆう出する２源泉からなる温泉を利用しており、このうち竹炭風呂は無色透明の温泉

その他の浴槽は薄い茶褐色澄明で土臭を伴う温泉を利用している。源泉の温度が低い

ため、水風呂を除いて加熱利用しており、水風呂のみ源泉かけ流しで利用している。

温泉は平成１６年の温地研への持ち込みによる小分析結果により２源泉ともに重炭酸

そうだやメタ珪酸の規定により温泉法の温泉として認められたが、台帳には登録され

ていない。現在は露天エリアの滝風呂を廃止しテレビを設置して屋外休憩所となって

おり、韓国アカスリも増設されている。

泉質

�A温泉法の温泉(メタ珪酸含有)、泉温不明(H16.05.24分析)(神温研)

　pH：7.74、成分等総計：0.416g

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入浴料